内縁の妻(又は夫)は遺産を相続できるか?

内縁の妻(又は夫)は遺産を相続できるか?

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残念ながら、内縁関係の妻(又は夫)には相続権はありません。正式な配偶者にのみ相続権があります。ここでいう正式な配偶者とは、婚姻届けを提出し法律上認められている場合に限られます。また、生前内縁関係の配偶者が個人の財産の維持や増加にいくら後見したとしても、『寄与分』は認められません。逆に、死亡直前で入籍した場合には、どんなに婚姻期間が短くても相続権が発生します。
但し、被相続人に相続人が一人もいない場合、内縁関係の配偶者は『特別縁故者』として遺産の全部又は一部の分与を家庭裁判所に請求することが出来ます。

 

内縁の配偶者への財産の残し方

内縁関係の配偶者には相続権がありません。では、どのようにして財産を残せばよいのでしょうか?方法は全部で4つあります。

 

1つ目は遺言書を作成し、内縁の配偶者へ遺贈することです。別に配偶者(本妻)がいるので当然トラブルに発展する可能性が高い方法です。しかし、公正証書で遺言を作成し、内縁の配偶者へ渡しておけば安心です。公正証書でない場合には、作成時の遺言能力の有無などが争われてしまう恐れがあるからです。

 

2つ目は財産を生前贈与する方法です。生前であれは本人の財産をどのように処分するかは自由ですので、相続時に法律上トラブルになる可能性は低いです。但し相続人には遺留分が認められますので、最低限の遺留分を残すかどうかはよく検討しておく必要があります。贈与後,1年以内に相続が発生した場合、遺留分の問題が発生します。(民法1030条前段)
また、贈与額によっては多額の贈与税が発生する点にも注意が必要です。

 

3つ目の方法は、現在の配偶者と離婚し、内縁関係の配偶者と再婚する方法です。但し、話し合いがまとまらない場合には離婚調停・審判・裁判と問題が長期化する可能性があります。

 

4つ目は、生命保険に加入し、受取人を内縁の配偶者とする方法です。生命保険金は受取人固有の財産なので相続財産に含まれません。

 

まとめ

相続権があるのは正式な配偶者のみで、内縁関係の配偶者にはありません。
逆に、死亡直前に婚姻し、どんなに入籍期間が短くても相続権は発生します。

財産を残す方法は全部で4つ
@遺言書を作成し、遺贈する。
A財産を生前贈与する。
B配偶者と離婚し、内縁関係の配偶者と正式に再婚する。
C生命保険に加入し、受取人として内縁関係の配偶者を指定しておく。

 

 

 

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